「美術について本で学びたいけど、どの本がいいのかわからない」、「初心者でもわかりやすい、おすすめの本は無いの?」といったお悩みを持つあなたへ贈る、美術についてちんぷんかんぷんだった私にも理解できたおすすめのわかりやすい美術の本5選をご紹介します。
この中の本を読めば美術の世界への入門はバッチリです!
この記事でご紹介する本の中から貴方に合う本が見つかると幸いです!
1位:死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅
アート系YouTuber「こやぎ先生」としても活躍する、山上やすお氏の本です。
『死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅』は、芸術の壮大な旅を一冊に凝縮した、まさに至宝のような書籍です。あなたが次に踏み出す足跡が、地球上のどこへ向かうにせよ、この本はあなたの心を世界中の美術の殿堂へと導きます。レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」からバンクシーのストリートアートまで、時間と空間を超えた芸術の祭典を体験できます。
この書物は単なる美術ガイドではありません。それぞれの作品がなぜ重要なのか、その背景にある物語や芸術家の魂の叫びを、あたかも対話しているかのように描き出しています。ページをめくるたびに、ゴッホの「星月夜」の色彩に包まれたり、ムンクの「叫び」の深い感情に触れたり、まるで芸術そのものと対話しているかのような錯覚を覚えるとおもいます!。
さらに、この本はあなたの旅行計画を豊かにする道しるべでもあります。訪れるべき美術館の入場時間や、作品の位置、そして最も美しい時間帯に見るべき理由まで、細部にわたる情報が満載です。美術を愛するすべての人にとって、この一冊は人生の必需品、そして芸術への情熱を再燃させる火種となることでしょう。
2位:この絵、誰の絵?100の名作で西洋・日本美術入門
『この絵、誰の絵?100の名作で西洋・日本美術入門』は、美術の初心者から愛好家まで誰もが楽しめる特別な一冊です。この書籍は、西洋と日本の芸術の広大な領域を、100の象徴的な作品を通じて一望することができます。レオナルド・ダ・ヴィンチから葛飾北斎まで、時代と国境を超えた名作が集められ、視覚的な饗宴を提供します。
この本のユニークな点は、各作品の背後にある物語を紐解くことに重点を置いていることです。ただ絵を見るだけでなく、その背景やアーティストの人生、そして作品が生まれた時代背景を深く探求します。豊富なイラストレーションと解説により、読者は美術史の旅を体験しながら、自然と知識を身につけることができます。
また、美術への興味を喚起するだけでなく、鑑賞の仕方や作品の見方についても学べます。初心者にとっては、西洋と日本の美術を同時に理解する良い出発点であり、経験豊富な愛好家にとっても新たな視点や発見があることでしょう。『この絵、誰の絵?』は、手軽に芸術の世界に触れ、深く理解するための素晴らしいガイドです。
3位:名画のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる絵画の図鑑
こちらもアート系YouTuber「こやぎ先生」としても活躍する、山上やすお氏の本です。
『名画のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる絵画の図鑑』は、美術に興味を持ち始めた子供から大人まで、誰もが楽しめる一冊です。この図鑑は、ただ名画を見せるだけでなく、その背後に隠された数々の秘密やトリビアを詳しく解説しています。
本書では、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」の微笑みに隠された謎や、ゴッホの「星月夜」に込められた画家の心境、さらにはレンブラントの光と影の劇的な使い方まで、名画それぞれの「ひみつ」を丁寧に紐解きます。絵画の技術的な面だけでなく、歴史的背景やアーティストの人生模様も交え、読者が深く理解できるように工夫されています。
また、目を引くのはビジュアルの力です。高品質の再現画像を使い、名画の細部まで見ることができます。さらに、図鑑形式だからこそ、分かりやすい図解やカラフルなイラスト、そしてエピソードを盛り込んだ解説が、一ページごとに新たな発見をもたらします。
この本は、単なる美術鑑賞のガイドではなく、芸術への理解を深め、想像力を刺激する宝物のような存在です。次に美術館に足を運ぶとき、または絵画を鑑賞する瞬間、あなたはこれまでとは違う視点で作品を見ることができるでしょう。『名画のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる絵画の図鑑』は、絵画の世界をより豊かに、そして学びのあるものに変えてくれるでしょう。
4位:マンガで「なるほど名画」 こやぎ先生が教える西洋絵画の7つのポイント
『マンガで「なるほど名画」 こやぎ先生が教える西洋絵画の7つのポイント』は、芸術に興味があるけれど、どこから手をつければいいのかわからない人にとって完璧な導入書です。この本は、西洋絵画の理解を深めるための基本的なコンセプトを、マンガという親しみやすい形式で解説しています。
こやぎ先生の魅力的なキャラクターとユーモアたっぷりのストーリーテリングは、美術史や理論が難解で退屈なものではなく、楽しみながら学べる体験へと変えてくれます。7つのポイントを通じて、色彩、構図、光と影、物語性、背景など、絵画を鑑賞するためのキーワードを徹底的に掘り下げます。
この本は、初心者から中級者まで幅広い層にアピールし、絵画を見る目を養うだけでなく、美術館や画集を眺めるときの理解を深める助けとなります。特に、マンガを通じて情報を処理するのが得意な現代の読者にとっては、西洋絵画の世界に一歩足を踏み入れるための、楽しく且つ有益なガイドとなるでしょう。
5位:マンガでカンタン!名画の見方は7日間でわかります。~西洋美術編~
『マンガでカンタン!名画の見方は7日間でわかります。西洋美術編』は、美術を全く知らない人でも、たった一週間で西洋美術の基本をマスターできる画期的なガイドブックです。この本は、難解なアート理論をマンガという親しみやすい形式で教えてくれます。
各章では、レオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」から、ゴッホの「星月夜」まで、名画の解説をマンガのキャラクターたちがユーモラスに行います。絵画の背景にある歴史や、画家の思惑、そして作品中に隠されたメッセージまで、一つ一つが面白おかしく紹介されています。
この本の最大の魅力は、専門用語を一切使わず、初心者にも理解しやすい言葉で解説されていること。視点や構成、色彩、そして象徴性といった美術の要素を、読み進めるごとに自然と身につけることができます。
7日間のプログラム形式を採用しているため、毎日少しずつ学ぶことができ、忙しい人でも気軽に取り組めます。最後には、美術館に行ったときに作品を見る目が変わるだけでなく、自分自身の生活や思考にアートの視点を取り入れることができるようになります。
美術が好きな人も、これから好きになりたい人も、この本は、あなたの世界を一層豊かに、そして楽しくしてくれるでしょう。
まとめ
今回は、初心者にもわかりやすい美術のお薦め本5選を紹介していきました。
紹介した5つの本の中から貴方に合う本が見つかり美術の世界にはまるきっかけになると幸いです!