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【サイゼリヤの絵】ミケランジェロの『アダムの創造』を解説!

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サイゼリヤ
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ミケランジェロ《アダムの創造》1508〜1512年

こんにちは、美術愛好者の皆さん。今回は、絵画で聖書を学ぶシリーズです。

今回はサイゼリヤでよく見かける、ルネサンス期の巨匠ミケランジェロの『アダムの創造』について解説します。

ぬい
ぬい

このサイトのどこか1記事にピンク色の僕がいるよ!

見つけたらラッキー!ぜひ探してみてね!!!!

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鑑賞

下の解説を見る前に皆さんもぬいと一緒に、作品をじっくりと鑑賞してみてください。

ミケランジェロ《アダムの創造》1508〜1512年
ぬい
ぬい

上下左右にいるなかなかビックリする角度で

座っている方々は何者なんだろう???

ぬい
ぬい

その表情はどういう感情なの?

神と天使たちの部分の拡大
ぬい
ぬい

画面左から風吹いているよね?

左から風吹いていたら、神様?の右腕の後ろの赤いマントの膨らみ不自然じゃない?

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絵画解説

ミケランジェロが描いた「アダムの創造」は、システィーナ礼拝堂の天井画の中でも圧倒的な存在感を放つ作品です。

この絵画は、まだただの土人形であるアダムに神が生命の息吹を授ける神秘的な瞬間を描いており、その美しさと深い寓意は多くの芸術愛好者を引きつけています。

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登場上人物

ミケランジェロの『アダムの創造』に描かれている人物を簡単に紹介します。

アダム

最初の人間とされるアダムです。

右に描かれている神から生命を吹き込まれる場面が描かれている為、表情はうつろで生気がない様子で描かれています。

ぬい
ぬい

生命が宿る前でも、肉体からは凄いエネルギーを感じるよ。

生命宿った瞬間の顔がとても気になる。

肉体から凄いエネルギーを感じるのは、ミケランジェロの肉体の描き方の素晴らしさから来ています。
というのも彼は、自身の本業を彫刻家であるといっておりダビデ像をはじめとする素晴らしい彫刻を作成した経験値からエネルギッシュな肉体を描く技術も優れていました

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神とその他大勢

アダムに生命を吹き込もうと手を伸ばしているのが神です。

ぬい
ぬい

『天地創造』の記事でやった!

天地創造6日目の神だよね!

神の周りには、多数の者が描かれていますが何を意味しているのかは分かっていません。

神に左手で抱えられている人物が女性であることは確定していますが、聖母マリア説、人類最初の女性イヴ説など様々な説があります。

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創造主と被造物の繋がり

よく見ると両者の人差し指は完全に触れ合っておらず、触れ合う瞬間を鑑賞者に予感させる書き方をしています。この触れ合いは、神と人間の繋がりを視覚的に捉え、芸術的な表現に昇華されています。

ぬい
ぬい

ホントだ!

よく見たら指触れ合ってない!!!

この直後に生命が吹き込まれるのか!!!

元ネタの聖書のほうでは、アダムの鼻から生命を吹き込んだとされています

生命を吹き込む動作として指と指を合わせるのは、ミケランジェロ独自の解釈なのです。

ぬい
ぬい

鼻から吹き込んでいたらここまで人気な絵にはなっていなかった気がするね。

ミケランジェロ恐るべし!

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生命のエネルギーと神聖な雰囲気

アダムの筋骨隆々とした身体は、生命のエネルギーが宿ることを感じさせます。

ぬい
ぬい

どうしてアダムは裸なの?

アダムが裸なのは、人類が罪を犯す前の無垢な状態を示しています

ぬい
ぬい

はぇ~。わかったようなわからないような。

アダムが裸なの対して、神は雲に包まれながらも優雅なポーズで描かれ、絵画に神聖な雰囲気を与えています。この対比が、肉体と霊的な側面の調和を表現し、作品に深い次元を与えています。

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芸術の力と神聖なテーマ性

ミケランジェロは巧妙に筆を振り、この絵画を通じて芸術が持つ神聖なテーマ性を見事に表現しています。アートを通して宗教的なメッセージを伝える力強さが、この傑作を通じて感じられます。

『アダムの創造』は単なる絵画にとどまらず、神聖と芸術の融合として、私たちに深い感銘を与え続けています。

ぬい
ぬい

旧約聖書の内容と一緒に説明されるくらいだから

すばらしい神聖と芸術の融合なんだね。

システィーナ礼拝堂の天井画

ぬい
ぬい

アダムと神についてはわかったんだけど

上下にいる謎の角度の人たちは何者なの?

それらの人物はシスティーナ礼拝堂の天井画の作品と作品の間にいる神々です。

Sistine Chapel ceiling photo 2 – システィーナ礼拝堂天井画 – Wikipedia
ぬい
ぬい

天井画の一部だとは聞いていたけど、実際見ると凄いね。

ホントに数ある絵の中の一部だ。。。

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不自然な赤いマントの謎

ぬい
ぬい

鑑賞の時にも思ったんだけどマントのハタハタ感が不自然じゃない?

ぬい
ぬい

神様サイドに描かれている人物たちの髪や

マント、緑のヒラヒラをみると明らかに画面左から右に強風が吹いていると思うんだ。

ぬい
ぬい

左から強風が吹いていたら、この水色の縁で囲った部分に膨らみはできなくない?

ぬいが目を付けたマントのふくらみについて世間的にも、様々な議論が行われていますれています。

さて、この不自然に膨らんでいるマントの左部分にはどのような意味があるのでしょうか?

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脳の断面説

一つ目の説は神とその他大勢とそれらを包むマントが脳の断面を表しているという説です。
確かに,断面図で見ると非常にそっくりな形をしています。

神と天使たちの部分の拡大
脳のイラスト
ぬい
ぬい

言われてみれば脳の断面に見える!

生命を持ってない=意思を持たない土人形であるアダムに,意思を与える瞬間の絵だから意思の象徴である脳をモチーフにしてるってことかな?

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子宮とへその諸説

赤いマントは子宮を表していて、緑のヒラヒラはへその緒を表しているという説もあります。

アダムの後ろに描かれた山は女性の乳房を表しているとも言われています。

ぬい
ぬい

子宮と乳房とへその緒?

人間が産まれて育つには必要なものだけど、アダムは土人形で神に作られて命を吹き込まれるところだよ?

聖書の内容とは反した意味説

上の2つの説を融合させ、マントは脳であり子宮であると解釈している。

土人形のアダムにへそが描かれていることから、ミケランジェロは人間は人間の子宮で生まれてへその緒や乳房から栄養を摂取して育ち、自らの脳で考えて生きるという神により作られ神により命を吹き込まれたという元ネタとは反対の意味を込めた説もあります。

ミケランジェロ《アダムの創造》1508〜1512年
ぬい
ぬい

あ、なんかこの説に納得した。

僕この説を推す( ´∀` )

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数々のパロディ

ミケランジェロの『アダムの創造』は有名で人気も高い作品なのでパロディ作品も多く存在しています。『デッドプール』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『DEATH NOTE』などなど調べれば出てくるので是非調べてみてください!

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サイゼリヤの絵

本作はサイゼリヤの絵としても知られてた方も多いのではないでしょうか?

他のサイゼリヤで鑑賞可能な作品に記事についてまとめてある記事もありますので、興味のある方は是非見てみてください。

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おすすめ書籍

この記事の参考にもさせて頂いている、この本は聖書と関連名画がより詳しくまとまっていておすすめです。西洋絵画と聖書の事を同時に知りたい人にはお勧めの一冊となっています。


まとめ

今回はサイゼリヤで見る事が出来る『アダムの創造』を解説しました!

聖書の内容を自己流に絵画に落とし込むミケランジェロの技量の高さには脱帽です。

サイゼリヤの他の記事に興味がある方は、こちらの記事もおすすめです。

ぬい
ぬい

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