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旧約聖書のカインとアベルについて解説!物語から考える人間の本性!

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旧約聖書
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こんにちは、絵画鑑賞をより深く楽しむために、しばしば作品のテーマとなっている『旧約聖書』の内容を簡単に解説していく記事です。
今回は「カインとアベル」について解説していきます。

物語の途中の話なので、前回の記事を読んでいない方は、そちらを読んでからの方が理解が深まると思います。

カインとアベルの物語は、旧約聖書の『創世記』に記されている有名なエピソードです。
二人の兄弟による対立は、人間の本性について考えさせられるものです。
果たして、この物語は私たちに何を教えてくれるのでしょうか?

ぬい
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カインとアベルの出自と生い立ち

アダムとエバは楽園から追放され、二人の息子をもうけました。
二人の息子はすくすく成長していき、長男のカインは農夫になり、次男のアベルは羊飼いとして働きました。

ある日、神への供物を捧げることになります。

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カインの供物とアベルの供物

農家のカインは、その成果物を神に捧げました。
一方、羊飼いのアベルは、自身の羊の中でも最高級の羊を神に捧げました。

神はアベルの供物の羊を大変喜び、カインの供物を受け入れませんでした。

ぬい
ぬい

どうして神様は、カインの供物を受け取らなかったんだろう?

カインが持ってきた農作物が無視された理由は聖書には明記されていません。

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カインの怒り

カインは無視されたことに怒り、顔を伏せました。
神はそれを見て「もし君が正しいのなら、顔を上げることができるはずだ」と叱責しました。

それ以来、カインはアベルに強い嫉妬心を抱き、ついにはある日、アベルを野原に呼び出して殺してしまいました。

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神の裁き

アベル殺害後、神はカインに「アベルはどこにいるのか」と尋ねましたが、カインは「知りません」と答えました。
全てを知っている神はしらばっくれたカインに怒り、「土地はもはや君のために作物を育てることはなく、誰も君のために耕作することはない」と罰し、「生きる者として地上をさまよい、さすらい人となる」と告げました。

カインが「私は殺される」と恐れると、神はカインを憐れみ、誰もカインを殺すことができないように印を与えました。

こうしてさまよい人となったカインは、後にナドの地に住みました。
そしてそこで結婚し、エノクという子どもを授かりました。

カインとアベルの物語にはあまり関係ありませんが、ここで一点追加情報です。

その後、アダムとエバにはもう一人の息子が生まれ、彼の名はセトとされました。

ぬい
ぬい

セトはカインの弟にあたるんだね。

カインとアベルの物語から考える、人間の本性

嫉妬と羨望の感情

カインとアベルの物語は、嫉妬や羨望といった負の感情が人間の本性に根深く存在していることを示しています。

カインはアベルの成功に嫉妬し、それが彼の行動を暴力へと駆り立てました。

自己中心的な欲求と他者への攻撃

また、カインとアベルの物語は、自己中心的な欲求が他者への攻撃につながることを教えてくれます。カインは自分の供物が受け入れられなかったことに怒りを抱き、その結果、アベルに対して暴力を振るいました。

まとめ

カインとアベルの物語は、二人の兄弟の対立を通じて、人間の本性について私たちに考えさせてくれます。

嫉妬や羨望といった負の感情、自己中心的な欲求が他者への攻撃につながることを知ることで、私たちは自身の行動や心の中の感情に向き合う機会を得ることができます。

この物語は、私たちの人間性を深く考えさせる重要な教訓を持っています。

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