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システィーナ礼拝堂天井画の創世記を超解説!天地創造にアダムの創造

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こんにちは!
今回は、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画に描かれている旧約聖書の『創世記』の絵画の部分にフォーカスを当てて解説していきます。

ぬい
ぬい

システィーナ礼拝堂天井の全体解説はこちら。

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『創世記』が描かれている

システィーナ礼拝堂天井画の中央、緑の枠で囲んである部分には番号の順番で旧約聖書の『創世記』の物語が描かれています。

話の順番は①~⑨ですが、ミケランジェロが描いた順番は⑨~①になります。

描かれている『創世記』のエピソード

①光と闇の分離
②天体と植物の創造
③空と水の分離
④アダムの創造
⑤エヴァの創造
⑥原罪と楽園追放
⑦ノアの燔祭
⑧大洪水
⑨ノアの泥酔

では、描かれたストーリーについて1つ1つ見ていきましょう!

ぬい
ぬい

いってみよーーーー!

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光と闇の分離

『創世記』において、神は最初に光を創り出し、闇と分離させました。

この対比は、一般的には「善と悪」「明るさと暗さ」といった対立概念として解釈されますが、実はより深い意味を持っています。

最近の修復作業での調査の結果、ミケランジェロはこの絵をたった一日で仕上げたことが明らかになりました。

ぬい
ぬい

たった1日!?

超人じゃん!!!

上記記事では、本記事の「空と水の分離」までの内容を解説しています。

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天体と植物の創造

光と闇の分離後に神は空と海を造り、陸地を現しました。

その後、神は太陽と月、星々を創造し、天体の輝きによって地球上に光をもたらしました。また、神は植物の創造も行い、地球上に豊かな自然をもたらしました。

本作では、右側で太陽と月を創造している場面、左では植物を想像している場面が描かれています。

ぬい
ぬい

ホントだ!よく見たら両手の先に太陽と月がある!!

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空と水の分離

次に神は空と水を分離させました。

この影響で、世界には陸地が誕生し、命がたくさん生まれるようになったとされています。

ぬい
ぬい

なんか面白い格好で空と水を分離させてるね。

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アダムの創造

ぬい
ぬい

サイゼリヤで見たことある!!!

この場面が一番有名だと思います。

アダムの創造は、神が土からアダムを形作り、その鼻に息を吹き込むことによって行われました。

この神の息吹によって、アダムは生命を得たのです。

この瞬間、神秘的なエネルギーがアダムの体内に注がれ、彼は人間としての存在を開始しました。このように、私たち人間の生命の源は神秘的な力によって与えられているのです。

上記記事では、本記事の「エヴァの創造」までの内容を解説しています。

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エヴァの創造

神は最初にアダムを創造し、その後、アダムの肋骨からエヴァを創り出しました。

この物語は、エヴァがアダムの相補的な存在であり、人類の繁栄のために作られた存在であることを示唆しています。

システィーナ礼拝堂天井画では、肋骨を取られたアダムは眠ったままですね。

ぬい
ぬい

アダムが「土」からで、エヴァは「肋骨」から生まれたんだ!

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原罪と楽園追放

原罪とは、アダムとイブが禁断の果実を食べたことにより、人間に生来的に備わっているとされる罪のことを指します。

この原罪により、人間は神との関係が損なわれ、罪と苦しみの連鎖から逃れることができなくなりました。

楽園追放とは、アダムとイブが原罪を犯したことにより、神によって楽園から追放された出来事を指します。

神は彼らに対して罪の結果として、楽園を追放することを選びました。

この楽園追放は、人間の罪と神との関係の断絶を象徴しています。

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ノアの燔祭

ノアの燔祭は、ノアが洪水から生き残った後に行った儀式です。

彼は、神に感謝の意を示すために、様々な動物の生け贄を焼き尽くす燔祭を捧げました。

この儀式は、ノアと神との契約の象徴とされており、神による再建の約束を表しています。

ぬい
ぬい

洪水から生き残った後の絵が大洪水の絵より先に来るんだね。

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大洪水

旧約聖書における「大洪水」とは、ノアの箱舟を通じて有名な物語です。

神は人々の罪深さに怒り、地上の全ての生物を洪水で滅ぼすと告げました。

しかし、ノアと彼の家族だけは神の命令に従い、箱舟に乗り込むことができました。

普段旧約聖書の「大洪水」が描かれる場合は、人々が潰し合っている様子が描かれることが多いのですが、システィーナ礼拝堂天井画では、助け合う人々の様子が描かれています。

ぬい
ぬい

潰し合いよりも助け合いが大事だよね♪

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ノアの泥酔

洪水が終わり、ノアたちが箱舟から降りた後、ノアはぶどうの木を栽培し、その実から酒を作ります。そして、彼は酔っぱらってしまい、裸で寝てしまいます。

この出来事がノアの泥酔として知られています。

システィーナ礼拝堂天井画では、左側には、ノアが農夫として葡萄を植える様子が描かれています。

一方、右側には、ノアが自ら醸造した葡萄酒に酔って裸になるノアの姿が描かれています。

ノアの三人の息子である「カナン」「セム」「ヤペテ」は、ノアに着物を着せようとしていますが、カナンだけがノアに敬意を払わなかったために呪われることになります。

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まとめ

今回は、システィーナ礼拝堂天井画に描かれている『創世記』にフォーカスを当てて解説しました。

この『創世記』の物語を描いているだけでも超大作なのに、それ以外の項目も描いているミケランジェロ凄すぎますよね。

他項目については別記事にまとめてあるので、是非ご覧ください。

コメント

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