こんにちは。この記事にたどり着いたということは、「サイゼリヤにある絵画ってよく見るけど、何の絵なのか考えたこともなかったから知りたい」、「サイゼの間違い探し難しい!周りの絵画の知識を得て周りと差をつけたい!」など様々な人が様々な思いでこの記事にたどり着いたことと思います。
安心なさい。もう大丈夫。
この記事で悩みが万事解決します!!!!
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ラファエロ『システィーナの聖母』
サイゼリヤの絵画と言えばこの2人の天使を思い浮かべる方が多いのでしょうか?
うん!ぬいもサイゼと言えば、この天使とミラノ風ドリアが浮かぶ!
でも実は、この天使ちゃん達はルネサンスを代表する画家ラファエロの『システィーナの聖母』という作品の一部に過ぎないのです。
本当だぁぁぁぁぁぁぁぁぁl
知らん絵の下にサイゼエンゼルスがいる!!!
『システィーナの聖母』は、イタリアの巨匠、ラファエロが描いた絵画で、1513年から1514年にかけて制作されました。
この絵画は、バチカンのシスティーナ礼拝堂にあるため、一般の人々が見ることはできませんが、サイゼリヤの店内にはそのレプリカが飾られています。
『システィーナの聖母』は、聖母マリアを中心に、イエス・キリストの赤ちゃんと、聖ペテロ、聖女バルバラ等が描かれています。
ラファエロの描く人物たちは、美しい表情や優雅なポーズで描かれており、その緻密な描写は見る人を魅了します。
なんで一般の人が見られない絵のレプリカがサイゼリヤにあるわけ?
なぜサイゼリヤに『システィーナの聖母』のレプリカがあるのかというと、創業者の金子勝氏が芸術に対する情熱があり、サイゼリヤの店内に美術品を飾ることで、お店の雰囲気をより一層華やかにしたいと考えたからという説があります。
そのため、サイゼリヤの店内には他にも有名な絵画のレプリカや、イタリアの風景画などが飾られています。
『システィーナの聖母』のレプリカを見ることで、普段なかなかアートに触れる機会がない人でも、気軽に美術に触れることができます。
また、食事を楽しみながら美術鑑賞ができるのも、サイゼリヤならではの魅力です。
サイゼリヤの壁に飾られたラファエロの『システィーナの聖母』のレプリカは、一見の価値があります。
ぜひ、サイゼリヤに足を運んで、美味しい料理と共にアートを楽しんでみてください。
もっとこの絵について知りたい人は、下の記事をチェック!
ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』
サイゼリヤの絵と言えばボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』という方も多いのではないでしょうか?
「サイゼの絵画と言えば」のアンケートを新橋のサラリーマン100人に取ったら
上位に来ることは間違いないよね。
この絵画は、イタリアのルネサンス期の画家、サンドロ・ボッティチェリによって描かれました。
『ヴィーナスの誕生』は、ギリシャ神話の女神、ヴィーナス(アフロディーテ)が海から生まれた様子を描いた作品です。
ヴィーナスは、美と愛の女神として知られており、この絵画でもその美しさが表現されています。
絵画の中央には、美しい裸体の女性が描かれています。
彼女は貝殻に立ち、海から現れたばかりであることを示しています。
彼女の周りには、風神や天使たちがおり、彼女を祝福しています。
この絵画は、ルネサンス期の芸術の特徴である、人物のリアルな表現や、細部まで緻密な描写が特徴です。
特に、女性の美しい体の曲線や、柔らかい肌の表現は、見る人に感動を与えます。
サイゼリヤの店内に飾られている『ヴィーナスの誕生』は、その美しさと繊細さから、多くの人々に愛されています。
食事を楽しむ際に、この壁画を見ることで、より一層リラックスした気分になれるかもしれません。
ぜひ、訪れた際には、じっくりと絵画を鑑賞してみてください。
この記事では一部しか紹介できませんが、『ヴィーナスの誕生』に少しでも興味を持った方は下記記事も併せて読むことを強く勧めます。この作品かなり面白いです。
ボッティチェリ『プリマヴェーラ』
次に紹介するのは、サンドロ・ボッティチェリの『プリマヴェーラ』です。
この絵画は、1482年頃に制作され、現在はフィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵されています。
『プリマヴェーラ』は、春の女神ヴィーナスを中心に、神話や神々が描かれています。
美しい色彩と繊細な描写が特徴で、ボッティチェリの代表作として知られています。
サイゼリヤの店内に飾られている『プリマヴェーラ』のレプリカは、オリジナルとほぼ同じサイズで再現されています。
壁一面を飾るこの絵画は、サイゼリヤの特徴的なデザインの一部となっており、お店の雰囲気を演出しています。
サイゼリヤでは、美味しいイタリアン料理をリーズナブルな価格で楽しむことができますが、その中でも『プリマヴェーラ』の存在は一層特別なものとなっています。
ぜひ、サイゼリヤに訪れた際には、『プリマヴェーラ』を見ながら食事を楽しんでみてください。
詳細に書くと長くなってしまうので、少しでもサンドロ・ボッティチェリの『プリマヴェーラ』に興味がある方は下記の記事をご覧ください。
余談ですが、『ヴィーナスの誕生』と『プリマヴェーラ』は共にボッティチェリの作品であり、中央に描かれているのが女神ヴィーナスであり、そのモデルをどちらもシモネッタが務めたと言われています。
シモネッタが気になる。もう話が入ってこない。
そのような方は、『ヴィーナスの誕生』の関連記事を見てきてください。
ミケランジェロ『アダムの創造』
サイゼリヤでも見たことあるけど『DETH NOTE』や『デッドプール』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などでオマージュされてるよね!」
『アダムの創造』は、イタリアのルネサンス期に活躍した彫刻家・画家であるミケランジェロ・ブオナローティによって制作されました。
この作品は、システィーナ礼拝堂の天井画の一部として描かれたもので、その壮大なスケールと迫力ある表現力で知られています。
絵画の主題は、聖書の創世記に登場するアダムと神の握手の場面です。
神は雲の中からアダムに手を差し伸べ、彼に命を与えるという神秘的な瞬間を表現しています。
元ネタの聖書のほうでは、アダムの鼻から生命を吹き込んだとされています。
生命を吹き込む動作として指と指を合わせるのは、ミケランジェロ独自の解釈なのです。
鼻から吹き込んでいたらここまで人気な絵にはなっていなかった気がするね。
ミケランジェロ恐るべし!
ミケランジェロは、アダムと神の手が触れ合う瞬間を繊細に描き出し、人間の創造の神秘を表現しています。
また、『アダムの創造』、は人間の美しさと神性を象徴する作品としても評価されています。
ミケランジェロは、アダムの裸体を完璧な形で描き出し、その肉体の美しさと神が与えた命の尊さを表現しています。
サイゼリヤの店内でこの壮大な絵画を見ることで、普段の食事の時間が一層特別なものになるかもしれません。
ぜひ、店内の雰囲気とともに『アダムの創造』をじっくりと鑑賞してみてください。
詳細に書くと長くなってしまうので、少しでもミケランジェロの『アダムの創造』に興味がある方は下記の記事をご覧ください。
ラファエロ『アテネの学堂』
ラファエロの「アテネの学堂」は、ルネサンス期の巨匠による素晴らしい絵画です。
この作品は、教皇ユリウス2世の命令によりヴァチカン宮殿の壁に描かれた作品で、アテネの学者や哲学者たちが集まり、哲学的対話や学問の交流を行っている様子を描いています。
建物の中で活発な議論が行われている様子がリアルに表現されているね!
絵画にはアリストテレス(中心の青いマントの男性)やプラトン(アリストテレスの隣のお爺さん)などの様々な有名な哲学者や学者たちが描かれているとされています。
しかし、アリストテレスの隣はレオナルド・ダ・ヴィンチをモデルにしている等、現在も研究者の間で様々な議論が行われている作品です。
絵について詳しく知りたい人は、「概要を詳しく知りたい」の記事を、
具体的にどんな偉人たちが描かれているか知りたい人は「人物を詳しく知りたい」をチェックだ♪
フラ・アンジェリコ『受胎告知』
フラ・アンジェリコの『受胎告知』は、ルネサンス期のイタリアの芸術家による美しい宗教画です。
この作品もサイゼリヤで見かけますよね!
この作品では、大天使ガブリエルが聖母マリアにキリストの妊娠を告げる瞬間が描かれています。
マリアは謙虚な態度で神のメッセージに耳を傾け、神聖な光が彼女を包み込んでいます。
フラ・アンジェリコは緻密なディテールと優れた造形美で知られていて、作中の人物たちや背景の要素は精緻に描かれ、細部まで注意が払われています。
作品は聖書の「受胎告知」の物語に忠実でありながらも、アンジェリコならではの芸術的表現が加えられています。
絵画は穏やかな色調と宗教的な雰囲気で満ちており、フラ・アンジェリコの芸術的な繊細さが際立っています。
もっとこの絵について知りたい人は、下の記事をチェック!
ウィリアム・ブグロー 『アモルとプシュケ、こどもたち』
ウィリアム・ブグローの『アムールとブシュケー、こどもたち』もサイゼリヤでよく見かけますね。
天使とは言え下半身を食事中の人様の前に晒すのはいかがなものかと思ったのか、上半身から上の絵が飾られていますよね。
サイゼリヤさん!ナイス配慮!!
アモルはフランス語で「愛」という意味の言葉で、ギリシア神話の「エロス」(ローマ神話ではキューピッド)を意味しています。
愛する人はアモーレだよね!
片やプシュケは人間の王女です。
この作品は、制作当時に人気の高い主題であった、神であるアモルと人間の王女プシュケーの禁断の恋の物語の始まりを描いたものなのです。
「神と人間の禁断の恋」の第一話ってところか!
続きが気になる詳細記事はよ!!!!!
そんなあなたはこちらをチェック!
おすすめ書籍
この記事の参考にもさせて頂いている本を紹介します。
理由がわかればもっと面白い!西洋絵画の教科書
作品から入りたい人にも知識から入りたい人どちらにもお勧めできる一冊です。
というのも、本書の冒頭で自分に合った西洋絵画の楽しみ方に合うように章を読む順番の例を示してくれているので自分に合った順番で学ぶ事が出来ます。
西洋絵画の流れが簡単にまとまっているページや各時代の代表的な作家の紹介もわかりやすくおすすめです。各章の直前は漫画形式になっており入り込みやすいうえ、章の間のコラムもマニアックなものが多く個人的に非の打ち所がない一冊です。
世界でいちばん素敵な西洋美術の教室
文字よりも絵が多い本を望んでいる人にお勧めの一冊です。
というのも、この本は本当に文字に対して絵の割合が非常に多く様々な絵が掲載されています。
しかし、決して文字の情報も少ないわけではなく知りたい情報はすべて乗っていると言っても過言ではありません。著者さんが 淡々と面白いことを言う方のようで、Q&Aの雰囲気が個人的に最高なので、皆さんにもぜひ知ってもらいたいです。
面白すぎてあっという間に読み終えてしまうが、何度でも読めてしまうとてもおすすめの本です。
まとめ
今回はサイゼリヤのの隠れた魅力である絵画のまとめいかがだったでしょうか?
サイゼリヤは価格も安く味も最高、間違い探しの難易度は鬼畜で非の打ち所がないですよね。
この記事で少しでも絵画に興味を持ってくれたら幸いです。
では、私も名画を見ながら小エビのサラダ食べに行ってきます。
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